今日は損切りについて書いてみました
損切りは辛いので、損切りしたくない
損切りする勇気が。。。ない タイミングも分からない
とは言っても、早めの損切が推奨されるのにはやっぱり理由があります
1.損切が推奨される理由
株式投資を始めると、持ち株の含み損は予想とは裏腹に大きくなっていきました
解決法をインターネットで検索をすると下記のような記事を多く目にしました
「 例えば 800円で買った株の株価が下がった場合
790円で損切りし、780で買い直して 800円で売却することで利益を得ることが出来ますが、下がった株価が 800円に戻るまで保有し続けると株価が回復するまでの間は資金が拘束されて機会損失になる 」
というような、損切りを推奨する記事です
なるほど!と頷ける部分はあるものの
実際のところは、株価がどこまで下がるのかや、どこまで回復するかということは誰にもわからないので、損切りをしたからと言って確実に利益を得られるとも限らないですし、損切りをせず保有し続けることが損失につながるとも限らないのです
では、何故 損切りは推奨されるのか?
それは、
損切りをする方が少ない資金でも効率よく利益を得られる可能性があるから
だと言えます
例えば、800円で買って 790円で損切りをした場合
損切りした分、お金が減るので 800円の銘柄を買うことはできなくなりますが、790円以下で高騰しそうな銘柄を買うことは出来ます
資金を追加することなく、次に乗り換えることが出来るのです
銘柄選定が上手くいけば効率良く利益を得ることも可能になります
という理屈から、早めの損切りは、短期の手法との相性が良い ため短期で収益を得る方法として推奨されているのだと感じます
ただ 多くの人が、次にどの銘柄を買えば良いのかという点で悩むのですが。。。
また 早めの損切りは、信用取引においても推奨されています
これについては、
私は現物取引だけなので詳しくは分かりませんが、証拠金が必要な信用取引では現物取引に比べて、より一層の資金管理が必要となるため、早めの損切りが必要不可欠なのだろうと思います
そう考えると、早目の損切りはすごく大切って気がしてきました
ですが
早目の損切り推奨派のかたは皆さん もうすでに自身の経験から、損切り術を身につておられる方々なんですよね?きっと。。。
私のように損切りに抵抗のある者には損切りが大切なことは理解していても行動に移すことはなかなか難しい。。。
なら、どうしたら良い?
2.損切りしないためにはどうすればよいのか
それは、含み損にならないようにすれば良いんです
そうすれば損切りをする必要はなくなります
そのために必要なことは、
購入する際の買う( 入る )位置に気をつけることです
そもそも、なぜ 含み損を抱えてしまうのでしょうか?
それは、買った位置よりも株価が下がってしまうからにほかなりません
ですから、入る位置を慎重に探ることで含み損を回避することが出来るのです
とはいえ、絶対ということはないので利益が得られるうちに売却することも必要となります
また、買う位置を見誤らないためにも チャートの見方や板の読み方など、自分にあった方法は身につけておきたいものです
ですが、この手法はすでに含み損になっている保有株には通用しません
では、今ある含み損はどうしたら良いのでしょうか?
3.今ある含み損をなしにする方法
いくつかの方法がありますが
一番効果的な方法は残念ながら、 損切り しか有りません
私のように、損切りに比較的抵抗の有る方は まずは 損益通算( 損出し ) という形でやっていくと良いと思います
損益通算( 損出し )とは、確定した利益と 損益通算( 損出し )で確定した損失を相殺することです
損益通算( 損出し )することで、ポートフォリオから含み損の銘柄を排除することが出来て、その年に徴収される税を抑えることが可能になるので、損切りするという行為は変わりませんが精神的ダメージを軽くすることは出来ると思います
このほか 損益通算( 損切り )以外の方法としては、
お漬物にして株価が買値に戻るのを待つ
ナンピンをして平均取得単価の調整をする
がありますが、保有期間が長期化する可能性が高く
その期間は含み損のストレスに耐えることになります
しかしながら、長期的に保有することが必ずしもデメリットだとは私は思いません
理由は、長期的に保有することによって、その銘柄の癖が見えて来るので上値や底値の見当が付きやすくなるので、見切りをつけて損切りに踏み切れたり、ナンピンの効率を上げることが出来るからです
損切りは利益獲得に非常に有効な手段と考えますが、損切りすることなく利益を得られる方がやっぱりハッピーなので、なるべく損切りを発生させない位置での買付を心掛けたいものですね
私の周知の中ではこういう感じですが、もし、上記以外にも方法がある場合は、すみません
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